加工の特徴
常識破りの超段取り。レイアウト加工
HODENでは、一枚のプレート上にパーツをレイアウト設計しまとめて加工を行うレイアウト加工という独自の手法を用いています。レイアウト加工を用いることで、ワイヤーカット、形彫り放電、細穴加工、マシニング加工、フライス加工、研削加工、様々な加工を複数の部品に対して一度に行うことが出来るHODEN独自の加工スタイルが実現します。量産も多品種も、効率的な加工を行えることが特徴です。
量産対応 | 同じ形状のパーツをレイアウト加工することで、段取り替え不要の連続加工を実施することが出来ます。 |
多品種対応 | 形状の異なるパーツをレイアウト加工することで、異なるパーツ同士であっても段取り替え不要で連続加工することが出来ます。 |
量産、多品種いずれの場合も段取り替え不要の連続加工が行えます。段取り替え時に必要な繊細な位置決めや平行出しの作業が省かれる、品質安定・作業効率アップのための常識破りの超段取りです。
形状の異なるパーツをプレートにレイアウトし、一括加工
ロットや製品点数が多くてもCAD設計が一本で済むし、各設備へのセッティングも一回ずつで済む。時間がかかる放電加工は夜中まとめて出来るなど、レイアウト加工を行うメリットは大きいのです。
切削・放電・研削の三位一体加工
マシニングセンタなどの切削加工、形彫り放電やワイヤーカットなどの放電加工、平面研削や成形研削などを行う研削加工。HODENではこれら3種類の加工が実施可能で、設備の空き具合に合わせて製品の加工方法を自由にアレンジしながら加工を進めることが出来ます。
放電加工
放電加工による精密部品加工や金型部品加工は会社設立当初からの得意技術です。形彫り放電加工機が5台、ワイヤーカットが5台、細穴放電加工機が2台あり、24時間稼働が可能です。
切削加工
HODENのマシニング加工は、放電加工向けの電極の製造はもとより、食品加工設備、医療機器、半導体製造装置、金型部品、コネクタ関連など様々な分野の部品加工を行っています。
研削加工
HODENでは、7台の平面研削盤を用い、精度の高い成形研磨をはじめとした研削加工を行っています。
一般構造用圧延鋼 | SS400 |
クロムモリブデン鋼 | SCM435/SCM445 |
プリハードン鋼 | NAK55/NAK80 |
機械構造用炭素鋼 | S45C/S50C |
炭素工具鋼 | SK材 |
合金工具鋼 | SKS材 |
高速度工具鋼 | SKH51/HAP10/ HAP40/ASP23/ DRM2 |
ダイス鋼 | SKD11/SKD61/ PD613/DC53/ QCM8 |
ステンレス系ダイス鋼 | STAVAX/S-STAR/ HPM38/SUS420J2/ SUS440C |
ステンレス鋼 | SUS303/SUS304/ SUS316 |
時効処理鋼 | HPM75 |
アルミ合金 | A2017/A5052/ A7075 |
銅合金 | タフピッチ銅/無酸素銅/クロム銅/真鍮 |
超硬合金 | 一般超硬/微粒子超硬/超微粒子超硬/非磁性超硬 |
設計
HODENには、5台の3次元CADと7台の2次元CADがあり、合わせて12台ものCADを有します。社員全員が全てのCADを自在に扱えます。放電CAMという珍しいソフトも活用し、再現性の高い加工とトレーサビリティを実現しています。
検査
微細なパーツ加工が多いため、顕微鏡検査や画像測定による寸法・外観検査を行っています。
切削加工、放電加工、研削加工の3種類の加工を自在に扱うことが出来るHODENは、パーツの形状や設備の混み具合に応じて今出来る加工を選んでパーツの加工を進めてゆくことが出来ます。そのため短納期が実現可能なのです(3週間かかるものが2週間で出来る等)
社員全員が多能工
HODENの社員は全員が、CAD/CAM、マシニングセンタ、形彫り放電加工機、ワイヤーカット、細穴放電加工機、平面研削盤、検査機各種を扱うことが出来ます。また、エンドミルやドリルの再研磨も自分で行います。自分が担当する部品加工について、加工の種類を自在に選びながら加工を実施してゆく働き方を全員がしています。
全員が全ての工程を担当できるため、同じ目線で作業のすり合わせを行うことが出来ます。その日の効率的な作業段取りができ、短納期対応が可能です。
加工事例
弊社の加工技術を使い製作した事例をご紹介いたします。
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